吉田 愛
Ai Yoshida
東京都出身。武蔵野音楽高校、大学卒業後、渡独。
ドイツ・リューベック音楽大学、同音楽院にてディプロマ及びドイツ国家演奏家資格を最優秀にて取得。また文化庁芸術家在外研修員として同校教会音楽科でドイツ教会音楽家資格を得る。オルガンを藤枝照久、M.ハーゼルベック、古典奏法をL.ギエルミ、即興演奏をJ.エッスル、チェンバロをH.J.シュノアの各氏に師事。
オランダ・マーストリヒト、スイス・ローザンヌでの国際オルガン・コンクールで受賞。
2002~2006年盛岡市民文化ホール専属オルガニストとしてパイプオルガンの啓蒙活動に務めた。
現在は北イタリアのドロミテ渓谷に暮らしながらヨーロッパ各地のオルガンフェスティバルや日本を中心に、ソリスト、アンサンブル、通奏低音奏者として幅広く演奏活動を行っている。
CD「バッハとイタリア」「4手の対話」「めぐりあう時」(共に大阪ワオンレコード)はレコード芸術、音楽現代、CDジャーナル、朝日新聞の各誌で「特選盤」「注目盤」「推薦」「優秀録音」に選ばれ注目された。
また、日本人オルガン愛好家のヨーロッパへの架け橋役として毎夏ドロミテ・オルガン・アカデミーを主宰するなど後進の育成に努めるほか、ジュリアーノ・テゼロ・オルガン協会創立メンバーとして公共ホールにパイプオルガンを設置し、地元に根ざしたオルガン音楽普及活動を展開している。レ・ミュゼ・エ・レ・ドロミーティ文化協会メンバー。
南チロル州エーニャ市聖ニコロ教会オルガニスト。日本オルガニスト協会、日本オルガン研究会会員。
イタリアドロミテ渓谷での生活を綴るブログ「オルガニスト愛のドロミテ山小屋生活」。